質屋Q&A

質屋Q&A

全般

質屋の始まりは、貨幣経済が発達してきた鎌倉時代といわれ、当時は「土倉」(とくら)と呼ばれていました。これは、担保を保管するための土蔵を建てたことに由来しているようです。
質屋は江戸時代の落語や時代劇によく登場することからも、庶民にとって身近な存在だったことが分かります。

質屋の「質」とは、借金の担保として物を預ける行為、品物のことを指し、預けた家財は質草・質種と呼ばれます。
質草は、昔は大工道具、財布、火鉢や衣類などが主流でしたが、現代では貴金属、カメラなどの家電製品・ゲーム機・高級ブランド品などが主流となり、「質屋は世相を映す鏡」と言われる所以でもあります。

運転免許証・健康保険証など公的機関発行の本人確認証明書が必要になりますのでご持参ください。

はい、使用できます。
「マイナンバー(個人番号)カード」は可能ですが、「マイナンバー(個人番号)通知カード」はご利用いただませんのでご注意ください。

コピーではお手続きできませんので、お手数ですが原本をご持参ください。

現在の姓(旧姓でないこと)、現住所が記載されていないとお取引きができませんので、ご注意ください。

古物営業法で定められた署名文書、および身分確認書類として使用するためです。それ以外の営業目的で使用することはございませんのでご安心ください。これらは法定期間当社にて厳重に保管した後、責任を持って廃棄しております。

20歳未満の方とのお取引はお断りいたしております。

主なものとしては、

  • 宝石・貴金属類、金・プラチナなど地金類
  • 時計
  • ブランド品(バッグ・財布)
  • カメラ、ノートパソコン、ゲーム機等
  • 楽器
  • 金券(商品券・ビール券など)

などとなります。
記載以外の品物もお取扱いできる場合がございますので、お気軽にお問い合わせください。

生体、当店で保管できないもの(自動車など大型なもの)の他、
法律で禁止されているものはお取引きできません。

  • 象牙
  • べっ甲製品
  • レンタル品
  • 落とし物
  • 盗品
  • ワシントン条約指定の絶滅危惧種(ヒョウ・トラ・チンパンジー・パンダなどが使われた物)

当店から、どなたかに連絡する事はありません。個人情報はしっかり守ります。
当店で取得している古物営業許可証は、各地域の公安委員会(警察署)から認証を受けていますので、安心してご利用ください。

当店は、どなたでも入りやすい明るい雰囲気のお店を目指しています。
若い方や女性、年配の方も親しみやすい質屋です。
お気軽にご来店ください。

質預かり

”質預かり”は1200年の伝統のある、安全で便利なシステムです。
「売ってしまうのはもったいない、でも、急な出費が・・・」そんな時はお品物を当店で一時的にお預かりして、その査定額をお貸しします。
お預かり期間には決まりがあり、その期間内であれば、質料(利息)と元金をお支払いいただけば、預けた品物がお客様の手元に戻ります。

はい、質預かりの際に「質札」をお渡しいたします。
質札には、

  • 質預かりした日
  • 流質期限
  • 貸付金額
  • お客様のお名前
  • お預かりした品物

などが記載されています。
受け出し、期限の延長の際には必ずご持参ください。
質札の再発行はできませんので紛失しないよう大事に保管してください。

品物を保管するために、質屋営業法の基準を満たした耐火性能や防犯性能に優れた金庫で、品物に応じた方法で大切に保管いたします。

お預かり期限を「流質期限」といい、お預かり時にお渡しする「質札」に記載しています。
流質期限は、品物をお預かりした日から3ヶ月がとなります。
この期限までに、元金とその日までの質料をお支払下さい。
なお、質料のみをお支払していいただければ、期限を延長することも可能です。

流質期限を過ぎた場合、お預かりしている品物の所有権は店舗側に移り、その後は、元金と賃料をお支払いいただいても品物をお戻しする事ができなくなります。
これを質流れといいます。
質流れの場合、お客様は元金および質料をお支払していただく必要はありません。

質屋は、取立て・督促は一切ございません。
流質期限が近づいたり、質流れになったりした場合でも、原則として質屋から連絡することはありませんので、お手持ちの質札で期限をご確認ください。

預けるお品があれば、何度でもご利用いただけます。
お気軽にご来店ください。

買取り

1点からお受けしております。お気軽にお問い合わせください。

はい、1点ずつ査定させていただいています。

その場で現金でお支払いいたします。

一概には申し上げられませんが、

  • 箱・付属品や保証書・鑑定書が揃っている
  • 時計の場合は、オーバーホールや修理明細がある
  • 汚れやホコリを取るなどなるべくきれいにしておく

事などがあります。

一旦買取らせていただいた品物は、残念ながらお返しする事はできません。
お客さま自身が持ち込んで売買契約を結んでいるという理由からクーリングオフ制度も効きませんので、大事な品物をお持ちいただく際は、「質預かり」をご検討ください。
※「質預かり」は、期限内であれば品物をお手元に戻せる質契約です。